光市母子殺害事件の判決くだる!

旬のキーワード問題と正解

2008年4月22日 山口・光市母子殺害事件差し戻し控訴審判決 

【問題】

1999年4月14日に山口県光市で起きた母子殺害事件で、殺人と強姦致死などの罪に問われた当時18歳の元少年(現在27歳)の差し戻し控訴審判決公判が22日、広島高裁で開かれ、楢崎康英裁判長は判決を言い渡した。

さて、どのような判決が下されたのか?

【ヒント】

一審山口地裁、二審広島高裁では元少年に対し無期懲役判決が下されていた。
しかし、最高裁で二審判決を破棄、広島高裁に量刑について審理差し戻しを命じていた。

今回は元少年が「死刑」か「無期懲役」かが大きな争点となっていた。


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【正解】

 死刑


【関連】

あなたはどのような判決をくだすのだろうか?

来年の5月から裁判員制度が導入される。
20歳以上の一般国民の中からくじで選ばれた6人が裁判員として、裁判官3人と一緒に殺人や強盗致死傷、現住建造物等放火といった重大な刑事裁判の審理に参加する。
法廷での審理のほか、有罪・無罪や量刑を決める評議を9人で担当することになる。

試算によると国民の70人に1人が一生に一度は裁判員を経験することになるという。
あなたも裁判員になる可能性があるわけだ。

私が仮に今回の裁判員であったならば、間違いなく死刑を求める。
今回の判決は極めて妥当だと思う。
弁護側の主張である「母親への性的暴行は儀式であった」とか「子供を殺して押入れに入れたのはドラえもんが何とかしてくれる思ったから」などという理由は、到底信用できるものではない。

また最初の供述から一転して、殺意も、強姦目的も否定したことや、遺族としては耐え難いような被告人の一連の言動も許されるものではない。

「罪責は誠に重大で、特に酌量すべき事情がない限り、死刑の選択をするほかない」という裁判所の判断は至極当然のものである。

今回の判決は、被害者が複数の事案では、死刑を「例外」として適用されるものから、「原則」として適用すべきものへと姿勢を転換させたと言える。

死刑か無期懲役かの判断をする従来のいわゆる「永山基準」というものが、「光市事件基準」(仮にこう呼ばせていただく)へと変わる重要な判決だった。


しかし、弁護団はこの判決を不服としてまだ上告をするようだ。




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